ELEMENTS BLINK
NASとしての先進性を表しているのが、このELEMENTS BLINK。ドイツで開発されたBeeGFSと呼ばれるFile Systemを採用し、先進性と高速性に富んだブロック・レベル・ストレージとなっています。
ELEMENTSでは、このブロック・レベル・ストレージであるBeeGFSをWindows、MacOSにダイレクトマウントすることに成功しています。実際にELEMENTSへ接続しているユーザーからは、一般的なNASと同様にネットワークストレージとして認識されOS上にマウントされます。しかしその接続は、ブロックレベル・アクセスとなりSMB、CIFSなどの介在無しで高速な接続が行われます。
Supported operating systems
Windows
macOS
Linux
Cloud Platform
ELEMENTSは様々なクラウドストレージと高度に融合できるシステムを備えます。
クラウドストレージとの内部データの同期、クラウドへのディープアーカイブなど様々な機能を提供することができます。
Supported cloud providers
AWS Amazon Web Services, Microsoft Azure, Google Cloud, Backblaze B2 and more
Media Library access
Internally via VPN / Cloud-based Worker node / Via dedicated on-premise Worker node with DMZ protection
Cloud workspace mounting
Via the ELEMENTS Client on macOS and Windows
Platform
ELEMENTS Web UI, including the Media Library, Automation Engine, project and permission management features is accessible through a web browser. Supported browsers: Google Chrome, Mozilla Firefox, Safari
AI Search
AIを使用したSpeech to Text(文字起こし)、画像認識によるメタデータの自動生成などが行えます。これらの自動生成されたメタデータに対しての検索も可能であり、高い自由度を持ちます。
AIエンジンは外部のオープンソースを活用しているため、日々学習し進化するAIであるとも言えます。文字起こしは日本語にも対応済みです。
Click Sharing
「Media Library」はELEMENTSに取り込まれたファイルに対し、自動的にプロキシファイルを生成する機能があります。このプロキシファイルは、MAM上でのファイルサムネイル、外部ブラウザでのプレビューなど様々に活用されます。わかりやすいところではファイルのシェア機能。ELEMENTS内のファイルに外部からアクセスするためのリンクを発行し、インターネット越しにストリーミングでのプレビューを行う機能。セキュリティー対策も万全でパスワード、再生回数制限など各種の対策が取られています。
社内サーバーへの直接のアクセスを嫌う場合には、AWSに一時的にプロキシファイルをアップロードし、そこへアクセスさせるということも可能。クラウドとの高度な連携により様々な機能を提供します。
Workflow Automation
ELEMENTSの独自性が一番発揮されているのがこの機能。ELEMENTS内のファイルに対して様々なオートメーションワークフローを自由に組み立てることができます。ファイルのウォッチ、ムーブといった基本的な機能はモジュールとして実装されており、ITスキルが無くとも直感的にGUI上でワークフローの組立はもちろん、分岐やパラレルといった設定も可能です。
さらに高度なオートメーションを組みたいとなった場合には、Shell、Pythonといったスクリプトを実行させることもできます。従来のシステム設計であれば、機能ごとに外部にサーバーを持たせるような高度なワークフローオートメーションがELEMENTS 1台で完結できるということです。
Project Management
ユーザー、グループといった一般的なアクセス管理に加えて、プロジェクトという概念を持ちます。これにより、登録されているユーザーをプロジェクトに加えることで特定の領域へのアクセスを解除するといったことができます。
サーバー管理者の負担を軽減するための一般のユーザー管理のもう一つ上位の管理方法を持ちます。
Media Archive
LTO、クラウドへのテープアーカイブもELEMENTSから直接実施可能。ELEMENTSのMAMで管理されたメタデータをそのままにアーカイブを行うことができます。